【データで見る観葉植物の育成】はじめます!

■はじめに

2021年4月から観葉植物をはじめて1年が経った。
きっかけは、とある100円ショップで何気なしに購入した「テーブルヤシ」だった。
今まで何の興味もなかった観葉植物だったが、コロナ禍で在宅勤務が始まり自宅にいる時間が大幅に増えたことから、つい手にしてしまった。

それから1年、見事にハマってしまい今ではなんと40種類を超す植物を栽培するまでになった。
全くの素人が観葉植物の栽培することになった訳だが、もちろん何の知識もない。
Youtubeやネットの情報をかき集めながら、見よう見まねで栽培をはじめたが、うまく育つものもあれば今ひとつ調子がでない植物も。

そうしている間に、「サンセベリア」を枯らしてしまうことに。
丈夫だといわれている「サンセベリア」を枯らしてしまったことはとてもショックだった。

ネット等で色々と思い当たることを探ってみるが、ほぼ共通して書いてあることは
「土が乾いたらたっぷり」
「冬の間は水を控えめに」

そうしているつもりだったが、素人にはどうもこの感覚がわからない。
この抽象的な表現がどうも理解できず、実際にデータを取りながら植物の育成状況を観察してみようと考えた。

始めてから2ヶ月が経ち、そこそこデータも蓄積されてきたので、記事にしてみたいと思う。

■やること

データ取得といっても、特殊な機器を使うわけではない。
先にも述べたが、私は植物に関しては全くの素人なので、まずは基本の「水やり」から始めようと思う。

では、どうやって水やりのデータを取るのか?
使うのは、「キッチンスケール」だけだ。

これを使って、日々の重量をはかり、鉢の中の水分がどんな具合か日々計測していくことにした。
これとは別に、筆者は日頃から表計算ソフトには慣れているので、Excelを使用して測定したデータを蓄積していきたいと思う。

■準備するもの

・キッチンスケール
・Excel(表計算ソフト)

■計測方法

計測とはいえ、ただ重さを測るだけでは面白くない。
鉢の中にどれだけ水分が含まれているか、日々わかるように管理すれば、水やりのタイミングが正確に掴める。
そこで、鉢の中の水分含有量を正確に把握するため、以下の方法を試すことにした。

1.乾燥重量の把握

植物の水やりを控え、ほぼ乾燥状態にする。
これを、乾燥重量とする・・・a

2.最大重量の把握

乾燥した状態から、鉢から水が流れ出すまで水をやる。
これを。最大重量とする。・・・b

3.最大水分含有量の算出。

鉢に最大限水を含んだ状態(最大重量)から乾燥重量を引いた重量、
すなわち、その鉢に含まれている水分量。
・・・b-a を最大水分含有量 とする。

自宅にあったキッチンスケールは最大1kgまで計測できるものだったが、
これでは少々心もとないので、Amazonで新しいものを調達することにした。
最大計測重量は5Kgのものをチョイス。
購入時の値段は1,000程度であったが、精度は必要ないので十分だろう。

■いよいよ計測開始

準備が整ったところで、計測を開始していく。
計測経過については、今後連載することにします。

どうぞお楽しみに。

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