はじめに
2021.10.24
筆者は北海道旅行の途中で知床岬に立ち寄り、遊覧船に乗ることにした。
シーズン終盤だったため、一部の会社はツアーが終了していたが、運よくその日に予約が取れたのは知床観光船「おーろら」だった。
選択できるコースは2つ。
所要時間 1時間30分「カムイワッカの滝航路」
所要時間 3時間45分「秘境知床岬航路」
ちなみに料金は、前者が3,400円 後者が6,800円。
日程の関係上、筆者は往復1時間の「カムイワッカコース」にすることになった。
知床観光船のホームページ
乗船手続き
あらかじめインタネットで予約を済ませ、当日は現地近くの切符売り場へ。
料金を払い、車で数分走ると駐車場へ到着する。
知床観光船の予約ページ
乗船手続き
船乗りばは駐車場のすぐ横にある。
乗船時間が近づき、徒歩で船に向かう。
チケットを係員に手渡し、いよいよ乗船手続きする。
観光船おーろら 主要スペック
全長 45.0m
幅長 10.0m
総重量 491トン
最高速力 14.3ノット(約26km)
最大定員 450名
いよいよ出航
定刻の10:30、「おーろら」がゆっくりとウトロ港を離れていく。
ほどなく沖合へ到着し知床岬の景色が目の前に広がってくる。
少々肌向かったが、後方の展望デッキから景色を楽しむことにした。
波も穏やかで、船酔いしやすい体質の筆者も問題なく景色を楽しむことができた。
知床遊覧船「KAZU1」と遭遇
11:00過ぎ、30分ほどで「カムイワッカの滝」付近に到着。
ここまで約15km。
距離と時間から計算すると、「おーろら」は時速30km/h程度のゆっくりとしたスピードで進んできたことがわかる。
15分ほどかけて「カムイワッカの滝」周辺をゆっくりと航行し、再びウトロ港に向かって船は舵を切った。
ふと後ろを見ると、小型の船が同じように「カムイワッカの滝」を観光している。
その後、小型の船は同じ航路を通って「おーろら」の後ろを航行してくる。
船の航路は決まっているのだろう。
その後、小型船は「おーろら」に次第に近づき、追い越していった。
初めは個人所有の小型クルーザーかと思っていたが、乗客の姿が見えたため、観光船であることがわかった。
「おーろら」に比べると小さい分、速度が出るのだろう。
その時は迫力がある観光船だと思ったが、その分揺れも大きく、船酔い体質の私には「おーろら」でよかったと思ったのであった。
その後、ほぼ定刻の11:55頃、無事にウトロ港へ着眼。
快適な観光を終えたのであった。
今回の事故について
先日の報道でKAZU1が事故を起こしたことを知った。
もしやと思い写真を見返したところ、小型船には「KAZU1」と書いてある。
やはり・・・
なんとも言えない気持ちになりながらも、つい報道を見てしまう。
2度とこのような事故が起こってほしくない。
そう思いながら、今後も報道を見ていきたい。
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