みなさんこんにちは!
今回のお題はこちら。
【日産リーフは冬に弱い!】電費悪化の原因は本当にエアコンなのか?
このブログでは
電気自動車歴6年の私がリーフの様々な事を本音で語ります。
そろそろ暖かくなってきましたが、まだまだ暖房を使う方は多いはず。
ところが電気自動車で暖房をつけると航続距離が短くなった経験をされた方もおられるのではないでしょうか。
今回は暖房がとれくらい電力を使っているのか検証したいと思います。
電力計への表示のされ方
これがリーフの電力消費計です
右側上「エアコン」がヒータの消費電力です。
右側下「電装品」が、ファンの他、搭載されているカーナビ等の電装品です。
それでは早速測定していきましょう。
今回は、リーフに表示された値を読み取り、おおよその消費電力を割り出します。
使用電力量
エアコン(ヒーター)
外気温8℃、車内が温まっていない状態で、設定温度を28.5℃に設定し、ヒーターをON。
この状態で30秒ほど後に測定。
これで、ヒーターは全開になっているはずです。
1.5kwで9メモリなので、1メモリは 1500/9 ≒ 167wh とします。
測定結果:最大使用量 18メモリ
使用量 = 18メモリ x 166.7 = 3,000w ・・・a
ファン
外気温8℃、車内が十分に温まった状態で、設定温度を18℃に設定し風量を最大に設定。
これで風量は最大になるはずです。
0.5kwで9メモリなので、1メモリは 500/9 ≒ 56wh とします。
測定結果:
最大使用量 9メモリ
使用量 = 9メモリ x 56 = 500wh・・・b
ヒーターとファンの電力
最大使用量 = ヒーター使用電力x ファン使用電力 = a + b = 3,000wh + 500wh = 3,500wh・・・c
航続距離への影響
上記の結果から、3.5kwh x 8km/kwh = 28km
単純計算で
航続距離が約28km短くなり、
電費は0.5km/kwh程度悪化する計算になります。
ディスプレイには、「エアコンをOFFにすると +○○ km」という表示がありますが、おおよそこの数字と会いますので、信用して良さそうですね。
全開でヒーターをつけても3.5kw程度ですから、電費にはさほど影響がないように思いますが、実際には冬場の電費はこれ以上に悪くなっている気がします。
電費が悪くなる要因は、ヒーターだけでなくバッテリーの温度など、他の要因があるといえますね。
終わりに
いかがでしたか?
ヒーターををつけただけでは、電費に大きな影響はないことがわかりました。
ですからこの際、冬は電費が悪くなるものだと割り切って快適にドライブを楽しんではいかがでしょうか。
温度による電費の変化は、今後引き続きデータを取得していきたいと考えています。
ではまた!
73&88
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